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#009『オレンジワインって何?2 | フリウリ・ヴェネチア・ジューリアの偉大な醸造家』
2020.07.05
ワインの輪Vol.9 「オレンジワインって何?2 | フリウリ・ヴェネチア・ジューリアの偉大な醸造家」
・オープニング
・部分月食
・太陰暦・太陰陽暦・太陽暦
・今日のワイン
・リエッシュ Coquette 2018 コケット
・オレンジワインの歴史
・クヴェブリ、アンフォラについて
・フリウリ・ヴェネチア・ジューリア
・ヨスコグラヴネル
・スタンコラディコン
・二人の醸造について
・エンディング
上記のいずれかのリンクよりご視聴いただけます。
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皆様のお便りお待ちしております。
今日のワイン
RIETSCH
リエッシュ
Coquette 2018
コケット
フランス アルザス地方
品種 ゲヴェルツトラミネール、リースリング
(Yoshikikunなメモ)
還元(硫黄化合物)気味のキュベが多い中、こちらは還元はなく抜栓時から問題なく飲めます。
開けた2日間は若干締まったニュアンスがありましたが3日以降から徐々に味わいが落ち着き、
豊な感じがでてきます。
1週間ほどかけてゆっくり飲んだほうが、より楽しめると思います。
(資料から抜粋)
ゲヴュルツをマセラシオンしてから、リースリングの果汁を加えて醗酵を進める。
2品種の組み合わせとバランスが面白い。アロマティックな香りととけあった果実味、ほんのりほろ苦さ、鶏ラベル。
ミッテルベルカイム(ストラスブールとコルマールの中間地点)でリエッシュ・ファミリーが営むドメーヌです。
現在ドメーヌは、父親から息子たちにバトンタッチされ、ジャン・ピエールを中心に家族が力を合わせ、11.5haの畑から、10種類ほどの品種、25種類ほどのワインが造られています。
ミッテルベルカイムは「フランスで最も美しい村のひとつ」とされています。素朴でこじんまりとした村の道路は、狭く感じられるのですが、各家々は扉を開けると驚くほど中が広いのです。さすが伝統地域と感心する瞬間です。(通りを歩くとほとんどの家がワイナリーです。)
リエッシュ家の人々は、もの静かで素直。育ちの良さが伝わってきます。彼らは、葡萄やワインに対してもあまり手を加えずにシンプルに良さを引き出そうとしています。
テイスティングルーム、セラー、作業場、壁や庭の木々までさりげなく整えられていて、彼らのセンスの良さ、そして葡萄の樹の手入れの仕方が想像できます。
エチケットは家の裏に住む女性アー ティストM.ドレアがワインを味わいながらイメージをふくらませたもの。
その独特の個性が、飲む人を魅了し、ファンを増やしているワイナリーです。